2010/05/22

心震わせる

滅多に読書しない私ですが最近心を震わせた一冊、井上靖「忘れ得ぬ芸術家たち」。論評などできませんが、この本の作者が好きなのだと思います。作家になる前、美術記者をしていたという作者。その頃に関わりを持った芸術家たちの人間像がまるで目の前に現れるかのごとく描写されています。その筆使いがなんとみごと。そして芸術家たちに対する控えめながらも深い愛をどの章でも感じることができ、自分でも驚くくらい涙してしまいました。